陸 (りく)が生まれて7週間。月日がたつのがとても早いです。
妊娠期間中は悪阻もなくとても順調だったが、超音波の検査の数が多かった。
20週目の超音波の検査では胎盤の位置が低いと診断され、数週間後に再検査。再検査の結果胎盤の位置には問題はないが、子宮頚管が短いと言われ、再々検査。子宮頚管が曲がっているだけで長さには問題がないと診断されたが、今度は胎児の成長がちょっと遅いと言われ、またまた再検査。結局は胎児の成長には全く問題がないということが分かり一連の検査は終わった。私自身「超」健康なので、健康な子が生まれてくることを確信していたが、こうも検査が重なるとやはり少し不安になりますよね。
予定日は6月14日。早く陣痛がくるようにと、毎日一時間以上は散歩をしたが、全く変化を感じない。予定日から数日たっても、子宮口が2cm開いた以外、何も変化なし。押尾先生に「逆立ちをしてみたら?」と勧められて逆立ちなんて小学校以来やっていない〜と思いながらも、家の中で三点倒立。それでも何も変化なし。
Non Stress Testと、促進剤を使って出産の予約を6月21日と23日に入れる。「病院に予約を入れると、通常その日が来る前に陣痛が始まるのよ」と先生は言う。
6月21日 Non
Stress Test。ここで、胎盤の動きが悪ければ即入院なのだが、羊水はたっぷりあるし、胎盤も良好。やっぱり赤ちゃんとのご対面は23日か、とちょっと残念。
6月23日 とうとう出産をする日がやってきた。先生の予言は当たらず、陣痛の気配はなし。朝の6時15分に病院に行き、7時過ぎから促進剤を打つ。促進剤を最大量で投入しているにもかかわらず、11時になっても陣痛はまだ来ない。押尾先生に破膜をしてもらいやっと陣痛を感じ始める。
陣痛に耐える。ボールに座っているのがつらくなり、ジャクジーに移る。通常陣痛は2分間隔で来ると言われているが促進剤のためか1分間隔で陣痛がくる。「今、何cmまで開いただろう?」と考えながら「痛い〜」と叫び続ける。ベッドに戻って内診をしてもらったところ子宮口は7.5cm開いていた。これ以上耐えられないと思いEpiduralに切り替えてもらうように依頼した。
昼の3時半にEpidural開始。注射を背中に打った時、少し左側にずれているような気がした。案の定、右側の麻酔の効き目が弱く、麻酔剤を再び投入。麻酔の威力はすごい。麻酔が効き始めると、先ほどの痛みが信じられないほど全く感じられなくなった。しばらくは友達に電話したり、ナースとおしゃべりをしたり、昼寝をしたりと楽に数時間を過ごした。しかし、しばらくしたら再び右側の感覚が戻ってきてしまい、もう一度注射を打つことになった。最初の麻酔は、陣痛のタイミングがなんとなく感じ取れたのだが、今回の麻酔はちょっと効きすぎているような気がした。いつ陣痛が来ているがモニターを見ないと分からない。
夜の8時半、子宮口が10cmまで開いた。プッシュを開始したが、なかなか赤ちゃんは出てこない。陣痛の来るタイミングはモニターを見ながら、どこに力を入れていいのか分からないまま息み続ける。麻酔を打ってから6時間以上経っていたため、私の体温はあがってしまい、赤ちゃんの心拍数もずいぶんあがっていた。あっ、これは出産準備クラスで聞いた現象だ。たしか、早く赤ちゃんを出さないと帝王切開になってしまうと習ったような気がした。それからは、「帝王切開はいやだーー!! お願い、早くでてきてくれ〜」と必死にプッシュを続ける。
夜11時、帝王切開をせずに無事に赤ちゃん誕生。3716g。誰だ、胎児の成長が遅いとか、私のお腹が小さく目立たないから生まれてくる子も小さいと言った人は!!こんなに大きな赤ちゃんが生まれたではないか。
先生、ドゥーラの修子さん、この日は患者さんが3人も入院していて、とても忙しい日だったと思いますが、細かくケアをしていただきありがとうございました。出産後もいろいろと気に掛けていただいて、お蔭様でとても楽しい育児体験をさせていただいております。日本に戻って出産をするか、アメリカで出産をするか、いろいろ悩んだ時もありましたが、なでしこを選んで本当によかったです。
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