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お産体験記 2006年8月掲載
 

葉高齢出産でも大丈夫

赤ちゃんの名前  Aileen(仮名)
お父さんの名前 David(仮名)
お母さんの名前  Kay(仮名)
予定日                  11/10/20xx
生まれた日  11/05/20xx
体重  6Ibs4oz (2835g)

  今回の出産は、思い出すたびににんまり微笑んでしまうほど、とても心に残るものでした。45歳を前にして、欲しい欲しいと願ってもさずからなかった二人目をやはりあきらめようかな・・・と思ったとたんに妊娠。計画から妊娠まで約2年もかかってしまいました。妊娠したら医者にかかると思い込んでいた私ですが、押尾先生と出会い、妊娠出産、助産婦の役割などの知識をいただき、二人目はぜひ押尾先生を体験したい!と願っていた夢が実現したようでした。

快適な妊娠生活も終わりに近づいた11月4日、透明なゼリー状のおりものが普段よりも多く出て、しかも少し血もついていたのでこれはおしるしに違いないと思い、もうすぐ赤ちゃんにあえるぞと気持ちがワクワクしました。

翌日の11月5日、午前6時半、生理痛のような軽い痛みで目が覚め、もしかしてこれが陣痛では!と寝ていた夫をゆり起こすと、寝ぼけた夫は「お腹が痛いの?お薬飲みなさい」と言ってまた寝ようとしました。「陣痛かも知れない」と私が言うと、あわてて飛び起きガウンを着て「でもこれから時間がかかるでしょ」と言ってのんきなものでした。

30分後の午前7時に2度目の痛みが来たので、押尾先生にすぐに連絡。「15分間隔が30分ぐらい続いたらまた連絡してね」と言われたがすぐにでも病院へ駆けつけたい気持ちでした。午前7時半すぎ、痛みがはっきりとして、腰がぎりぎりと押し開かれるような激痛がいきなり5分感覚でやってきたので夫に押尾先生に電話を入れてもらい「早く病院へ行きたい!赤ちゃんが出てくる〜」とうなっていました。夫は私の腰をマッサージしながら、陣痛の合間に荷物を車に積み、長男の着替えを手伝ったりと、ばたばたと走り回っていました。「腰〜」と叫ぶ私に向かって夫は「タミー(愛犬ブラックラボ)のお散歩にいかなかきゃ」とまたも寝ぼけた事を行ったので、「冗談じゃない。どっちが大事なの〜」と怒鳴ってしまいました。長男は赤ちゃんに会えると大喜びだったのですが、私のただごとではない行動を見て泣き出してしまいました。

午前7時45分頃、陣痛の合間でも立ち上がったり歩いたりするのがつらいほど激痛が走る中、どうにか車に乗り込み、いざ病院へ出発。その時間は朝のラッシュアワー、いつもならエバーグリーンまで車で10分くらいなのに、そのときは約20分ぐらいかかってし まい、その間も私は車の中で大きな声でうなっていました。激痛、不安な顔の長男、私の大きな声、あせる夫。車の中は戦場のようでしたが、頭の中はなぜかとても冷静で、まわりの景色ははっきり見えるし、数時間後に赤ちゃんに会える、とてもわくわくした気持ちでした。途中、じわ〜っと暖かいものを感じ、それが破水でした。

午前8時過ぎ、エバーグリーン病院へやっと到着。押尾先生がニコニコしながら車椅子を押して迎えに来てくれました。押尾先生の顔を見たとたん、ほっとしたのか痛みが少し弱くなったような気がしました。「先生、少し破水しました」と痛みの合間に報告をし、病室へ向かう間もうなり続けていました。病室に入り、看護婦さんたちに朝の挨拶をし、トイレに入り、押尾先生と看護婦さんが服を着替えさせてくれ、ベッドにやっとこさ上り、先生が子宮口を調べてみると、「頭が見えているわよ、いきんでいいわよ」の声。激痛は走るけど、頭はとても冷静だったので、そんなばかな・・・こんなに早く進行をしていいものなのか・・・と思っていました。いきんでいいと言われても、どうやったらいきみになるのかわからず、それでも下半身に力を入れ、大きな声と大きな力でう~んといきんだら、ぬるりとするものをはっきりと感じ、その後つるんと出た感覚があり、その次は赤ちゃんのか細い泣き声でした。

午前8時26分。元気にAileenが誕生しました。陣痛から出産まで超特急の2時間。そしてたった1回のいきみ。ベッドに乗って、5分もしないうちに産まれてしまいました。お腹の上に乗った赤ちゃんの向こう側に、にこにこ笑顔の押尾先生が見え、横にはほっとした顔の夫、そして事情がわからないまま産まれたばかりの赤ちゃんを見つめる長男。

あっという間に終わってしまい、そういえばジャクジに入るのを逃してしまった・・・と思い、それがただひとつの心残りで、それ以外はとても満足のいくお産でした。軽いお産のおかげで産後の回復も順調で、押尾先生のおっぱい指導とマッサージのおかげで、おっぱいもたくさん出てAileenも順調におおきくなっています。

Aileenは早2ヶ月になり、最初はやきもちと混乱で大変だった長男も落ち着き、私は自分でも驚くほどのんきな子育てをしています。一人目と違ってかなり手抜きもありますが、子育てがこんなにもたのしくてしあわせな気持ちにさせてくれると改めて感じています。妊娠から出産そして産後、押尾先生のおかげでどんなに小さな不安もすぐに解消をしていただき、とても満足をしています。押尾先生ありがとうございました。

追伸:言い忘れましたが、アメリカ椿大社に安産祈願に訪れ、バリッシュ宮司の暖かいご利益をしっかりいただきました。また、今回はベビーシャワーのかわりに、産後のご飯の配達や長男のベビーシッターをしてもらい、私は産後約3週間家事をほとんどしませんでした。夫や友人の協力を感謝し、押尾先生の本の中にもあるように、お世話になった方々への感謝の気持ちを次の世代の方たちに伝える事ができたらと思っています。

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