妊娠出産のトータルケア
妊娠の診断、妊婦検診、病院出産、産後家庭訪問、母乳サポート、なでしこママのグループを含む、トータルケアを行っています。
妊娠を計画している方は一度妊娠準備検診を受けることをおすすめします。本人や家族の健康歴、遺伝相談などに加え、子宮癌の検査、血液検査、全身の診査などを行います。妊娠に備えての食事やライフスタイルの相談も行います。
妊娠がわかった方はできるだけ早く予約をお取り下さい。赤ちゃんの脳や手足が形成されている大事な時期です。初期には流産の可能性もあり、なにかと不安なものです。
妊娠が確定したら、母子手帳をもらいましょう。日本の住所の役場に行って、ご実家のお母さんにもらってきていただくのが一番です。こちらで暮らす予定の方には
紀伊国屋で日米併記の母子手帳をお買い求めいただいています。
妊婦検診はなでしこクリニックで行います。初期と中期は月に一回、最後の一ヶ月は毎週です。心音を聞く、血圧を測る、体重を測る、血液検査をする、などと同時に、今赤ちゃんに何が起こっているのか、自分の身体がどう変化しているのか、今、生活上注意するべきこと、検査の意味や必要性など、ゆっくりと時間をかけてお話をし、お産に備えて私と妊婦さんと家族のチーム作りをこころがけます。
超音波検査は普通は妊娠20週のころに一回だけ行います。これはエバーグリーン病院の中で行います。
私は現在、エバーグリーン病院でだけ出産を扱っています。この病院はなでしこクリニックから車で5分ほどのところにあります。妊娠の初期にクリニックからあらかじめ基本的な情報を病院に送り、37週ぐらいまでにあらかじめ入院手続きをすませて起きます。陣痛が来て入院する時にはわずらわしい手続きをしなくてすみます。なでしこの患者さんには私がついて37週ぐらいまでに病院の見学をします。
お産が近くなったら、早めに私に電話をしていただいて、どんなことに気をつけなければいけないか、どんな状況になったらすぐ連絡しなければいけないかなどを復習します。入院する時期になったら私の方から病院に連絡し、到着時間のころをみはからって私も病院に行きます。そのままお産になるまで私が診て、赤ちゃんを取り上げます。エバーグリーン病院では看護婦さんは必ず一対一で付き添います。
私は助産婦なので、お医者さんのお産と一味違う、自分の納得できるお産というのをめざします。座ってお産をする人もいれば、横になってお産をする人もいます。お母さんに足を支えてもらい、ご主人が赤ちゃんを抱き上げてお母さんに手渡すお産も有りました。万が一、異常が発生して帝王切開や吸引が必要になるような場合は、なでしこと提携している産科のお医者さんに即刻来てもらって、処置をしてもらいます。アメリカの助産婦の仕事の仕方についてはこちらもご覧ください。
エバーグリーン病院は赤ちゃんと家族を大切にすることで全米でも有名な病院です。入院から退院まで、陣痛も出産もすべてひとつの部屋で行われ、赤ちゃんも新生児室には行きません。家族もいっしょに泊ることができ、できるだけ家庭的な雰囲気を心がけています。
出産に付き添ってくれるドゥ-ラをご希望の方は、日本語の少しわかるドゥ-ラを紹介しています。
こちらの病院はどこも出産後24時間以内に退院となるのが普通です。たとえ、自分の持っている保険が2日以上払ってくれると書いてあっても、よほど医学的な理由がないかぎり(貧血がひどくて一人で立てないとか、感染症を合併して抗生物質の点滴を受けているなど)退院させられるのが普通なので、そのつもりで準備しておくことが必要です。帝王切開の場合は、更に一日入院が長くなります。
病院ではお産の次の日に赤ちゃんの世話の仕方について講義があり、退院後2日めに看護婦さんによる検診がありますが、英語に自信のない方はなでしこクリニックがかわりにこの診察を行います。
お産の次の日の朝、私がお母さんの退院診察をし、小児科の先生に退院許可をもらった赤ちゃんと一緒に退院になります。それまでに授乳がうまくできるよう、練習しておきます。退院から24時間ほどの時に、私が家庭訪問に行きます。自分たちだけで24時間赤ちゃんの世話をしてみると、こんなことを聞いておけば良かった、こういう時はどうするのだろう、という疑問、質問がたくさん出てくるので、訪問の時に充分時間を取って指導します。
保険の関係で、私は家庭分娩やバースセンターのお産を取り扱っておりません。家庭分娩や、病院の外にあるバースセンターでの出産をご希望の方で、日本語で妊婦検診が受けたいという方は、妊娠中はなでしこクリニックで検診を受け、最後の1ヵ月と出産を他の助産婦に診てもらうことも可能ですので、相談してください。
妊婦さんや、産後一年までのお母さんのサポートのためになでしこママのグループの集まりを毎週行っています。なでしこクリニックの患者さんは無料です。
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